*2009年 11月公開  ニュームーン・トワイライト映画感想*


はい。こんばんは皆様。yashiro mです。
今回は
前回に引き続き「トワイライト」映画

「ニュームーン」の感想をここでだら〜っと述べていきたいと思います。

今回は映画の詳細は省きます。
ネタばれも満載です。
お気を付けください。



とはいえ、今回感想書いている現在はもう見てから数カ月経っているので
実は相当記憶が曖昧になっております。
(環境に忙殺されていて書けなかったんです・・・ごめんなさい)


写真は当時撮ったものではなく
現在持っているパンフレットを撮影しました。
今回のパンフレットは前回のものに比べて
わりとあっさりしてる感が否めなかったのを覚えてます。
(これは不思議でしたが)

が、左のほうに入っている写真が両面印刷で
複数あり、
これにお金がかかっているのやも・・・と思ったり
その写真が入っている袋は上の部分がとれる仕組みになってたりと、
おもしろい工夫がしてあって「ほう」と感嘆したりもしました。


さて内容なんですが、
そうですね。今回のこの映画の見どころ・・・それはずばり

ジェイコブです。
(笑)


前作でも気になってたのですが、例のほんとに
オオカミに似ている顔(ごめん)の彼は
今回実にいい感じでした。

優しい友人っていいよねえ・・・。

たしか映画館に行った後のシーンで
ベラが
「あなたと一緒にいるのは自分のため」

(なんて素直な言葉なんだろう。
日本女性は間違ってもそういうことはいわなそうだ。
いや、言ってるのを見たことが無いだけかな。)

的なことを言った記憶があるんですが
「それでもいい」
と言ってくれるアナタは天使です!

(いや、狼です)

としみじみしてしまった私。
こんないい男はいるのか?世の中に。


とはいえ、恋愛というか好きというか、
ベラにとってそういう感情を抱かせるのは
やっぱりエドワードなんですね。




・・・そこが悲しいよね。




前作からつけ狙っている吸血鬼をオオカミに変身して追い払っても、
ベラはやっぱりエドワードのとこに行っちゃうんですね。
しょうがない。

今回の作品のテーマであるロミオとジュリエットの中には
敵役がやっぱりいるんだけど、
今回の作品や小説のおもしろいところは、
敵役の方に相当感情移入しているところです。


一方でヴォルドゥーリという別な敵が現れるんですが、
(小説の方でも最後まで暗い部分を担っている強大で無慈悲な敵)



私は一つ、個人的に気になってたところがありました。



・・・もうちょっと怖く見せてほしかった・・・の。

(こんなでかでか言うことではないけども)


そう思ったのは、
覚えている限りで書きますが、
ヴォルドゥーリ含む三人が映されたアングルが上から目線だったことに起因するんじゃ
ないかと思います。

いや、それはよかったんだ。
でもなんていうか、
強大な敵なイメージがあったから
私は威圧感が足りないと思ったんです。そういう映し方だと。


と、その時ちょっとばかし思った記憶が鮮明でした。
具体的な威圧感を与える映像方法はわからないです。
というか、漫画とか絵とか書いている私も知りたいくらいなんです。(笑)
やっぱり映画作るのってたぶんむつかしいわ。



その分、お〜〜〜〜〜と感嘆したのは、
アクションシーン含む見せ方です。





前回もラストにアクションが入っていて、おもしろかったのですが、
今回は狼(わりと行動力高い)とか、
ベラがバイクに乗ったりとか、(はらはら)
あまつさえ海に飛び込むとか
(その時のエドワードに会えるシーンはなかなか面白い映像だった)
そして最後の「まさに力勝負!」なエドワードのあがき。


あれは、
「吸血鬼って、こういう風に動くのね」な感じがあってよかったです。




さて、前作と比べ「ニュームーン」は
「ライラの冒険」http://lyra.gaga.ne.jp/
を監督したクリス・ワイツさんが担当されているそうですが、
私はなんとなく映画界では


動物(もふもふしたの)をやらしたら彼だろ?

的な見方があるんじゃないかと
思っております。

(ほら、「ライラ」って動物たくさんいる感がめっちゃある作品ではないですか。)

だから前作とは違って、狼が大プッシュな今回担当になったんではないかと
いうのが、私の想像です。


一方で、
前作の人気が予想以上だったからなのか、
「トワイライト・サーガ」
という名称(気になってた)を今回から
つけたのは、
きっとクリスさんを監督に選んだ人たちの意向なんじゃないかなあ。
(たぶん男のひとでしょうね。現実界のヴォルドゥーリかもしれん。ふふふ)
なんてことも思いました。
これは相当想像。


そんなことをつらつら考えながら
パンフレットにも如実に見えるように、思ったこと。



・・・前作のキラキラ感が今回はない!
(笑)


え?キラキラ感てなんでしょうかと?


パンフレットの表紙にあるキラキラ〜です。

今回は重厚な西洋画イメージできてるところが、
そういう女の子が「きゃ〜これ可愛いvv」と言えるような隙をなくしている。

前作は女性監督だったので、
やっぱり女の子な感じが満載だな〜って思ってました。

今回はやっぱり男性視点が入ってるよなあ・・・。
作品にも小説にも、制作側にも。


で、その導入剤みたいのが、
ジェイコブという存在
なんです。



今回の作品は、男性が共感する部分も多かったんじゃないかなと
私は思うわけです。
特にキラユーテ族とかに。

そっちに感情移入して、
「・・・エドワードにはちょっとなあ・・・」
て人が多いんじゃないかな。男性は。
気のせいかなあ。

少なくとも若い男性はキラユーテの方に感情移入するんじゃないかな。
というのが私の見方。





もちろん
それで悪いと言っているわけではありません。



小説を読む限りで、私は前作感想にも書きましたが
「どこまで吸血鬼にしないか、でもするのか」
がテーマだと思ってました。


でも、最終巻前まで作品を読む限りで思ったことは


この作品、

吸血鬼にするしないの話じゃないわな・・・


と思った。




いや、そういう話なんですよ?



でも、それは表面的なことなのよ。たぶん。
そういう表現をして、ごまかしてるんだわ。


でも違うのよ。

これは訴えなのよ。
たぶんね。



で、私が最終的に今思っているこの作品への感想。(小説への感想も含め)


男性も読む(みる)べきだ。この作品は。



うーん、読んでほしいです。
読んでどう思うのか、何を感じるのか、誰に感情移入するのか
それはなぜなのかを知るべきです。

DVDになってからでもいいです。
家でこっそり見てもいいです。
映画館に来るのや
小説読むの恥ずかしかったら
べつな方法とってもいいです。
見る前に馬鹿にしててもいいです。


でも見ようよ。


それが時代の課題なんだと私は思う。



以上。

次回の作品も私は見に行きます。
なんかね、楽しいだけじゃない作品なんだと私は思ったの。


でも、
あいかわらずカレン先生(カーライル)が私は好きだ。
(理由はわかんない。ぼちぼち考えます。やっぱ吸血鬼の可能性に以下略・・・)

・・・アリスもいいよね。
ダコタ・ファニングもハマってたよね。
ヴィクトリアの役のひと変っちゃうの残念だな〜割と今作よかったのに。



************
余談


映画が始まってCM中に、
突然18歳前後の少年四人組団体様が
入ってきて、
もくもくと
トワイライトを見ているのを、
後ろから見てた私。


なんかいい男(?)になりそうとか、
なぜかふと思ってしまった。
彼らがどういう感想を抱いたかは別としても。


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